長府 エコキュート H32エラーコード|原因・対処法・修理費用をわかりやすく解説

長府 エコキュート H32エラーコードの原因・対処法・修理費用を解説
H32は「正常温度検出(交換)」により復帰します

長府エコキュートのH32は、機種によって内容が異なります。 EHP-300・370シリーズでは「給水サーミスタの断線またはショート」、 それ以外の対象機種では「残湯量サーミスタ2の断線またはショート」と案内されています。 どちらも長府製作所の公式案内では「正常温度検出(交換)」により復帰します。

今回の長府公式エコキュート案内では、お客様が行うリセット操作の記載はありません。 復帰しない、またはH32が再発する場合は、対象サーミスタ・配線・コネクタ・制御基板などの点検・修理を依頼してください。
長府エコキュートで「H32」が表示された方向けに、給水サーミスタまたは残湯量サーミスタ2の断線・ショートの意味、 復帰方法、機種による違い、専門点検で確認されやすい箇所、修理費用の目安をまとめています。
CHOFU エラーコード H32

長府エコキュートのH32は「給水サーミスタ」または「残湯量サーミスタ2」の異常です

長府製作所の現在のエコキュート用エラーコード案内では、H32には2種類の内容があります。 EHP-300・370シリーズでは「給水サーミスタの断線またはショート」、 もう一方では「残湯量サーミスタ2の断線またはショート」です。 そのため、H32だけで対象部品を決めつけず、まず貯湯ユニットの型式を確認することが重要です。

まず行うこと

  • リモコンにH32が表示されていることを確認する
  • 貯湯ユニットの型式を確認する
  • EHP-300・370シリーズかどうかを確認する
  • 今回の公式案内では「正常温度検出(交換)」により復帰
  • 復帰しない・再発する場合は点検・修理を依頼する

H32は機種によって対象サーミスタが違います

EHP-300・370シリーズは給水サーミスタ、それ以外の対象機種では残湯量サーミスタ2が該当します。 サーミスタ本体だけでなく、配線・コネクタや制御基板側の温度入力回路も専門点検の対象になります。

長府製作所の案内

H32の内容・復帰方法

長府製作所の現在のエコキュート用エラーコード案内では、H32について2種類の記載があります。

対象エラー内容復帰方法
EHP-300・370シリーズ 給水サーミスタの「断線 または ショート」 「正常温度検出(交換)」により復帰
その他の対象機種 残湯量サーミスタ2の「断線 または ショート」 「正常温度検出(交換)」により復帰
簡単に言うと… H32は「温度センサの信号が正常に読めない」エラーです。 ただし、対象になる温度センサは機種によって異なり、EHP-300・370シリーズでは給水サーミスタ、 それ以外の対象機種では残湯量サーミスタ2となります。
残湯量サーミスタ2は貯湯タンク内の温度を検出します 長府製作所の一部エコキュート仕様書では、残湯量サーミスタ1〜5が貯湯タンクの異なる高さに配置されています。 例としてEHP-3737GPXH系では、残湯量サーミスタ2は370L機種で100L位置、460L機種で150L位置と記載されています。 また、これらのサーミスタは制御基板へ接続される構成が確認できます。 したがってH32では、センサ本体だけでなく配線・コネクタ・制御基板側の入力回路まで確認することがあります。
専門点検で確認

H32で点検対象になりやすいポイント

H32が復帰しない、または再発する場合は、対象機種を確認したうえで給水サーミスタまたは残湯量サーミスタ2の信号系統を中心に点検します。

1

対象サーミスタ

主な点検対象

EHP-300・370シリーズは給水サーミスタ、それ以外の対象機種では残湯量サーミスタ2を確認し、断線・ショート・温度特性異常がないか点検します。

2

サーミスタ配線

関連点検

対象サーミスタから制御基板までの配線に断線・短絡・被覆損傷などがないか確認します。

3

コネクタ・端子

関連点検

コネクタの抜け、接触不良、腐食、端子の緩みなどにより温度信号が正しく伝わっていない状態がないか確認します。

4

サーミスタ取付状態

関連点検

対象サーミスタの取付位置や固定状態に問題がなく、温度を適切に検出できているか確認します。

5

制御基板の温度入力回路

専門点検

サーミスタと配線が正常な場合は、制御基板側でセンサ信号を正しく読み取れているか入力回路を確認します。

自分でできる範囲

H32が出たときに自分で確認できること

1
H32表示を確認リモコンにH32が表示されていることを確認します。
2
貯湯ユニットの型式を確認H32は機種によって対象サーミスタが異なるため、本体の型式を確認します。
3
EHP-300・370シリーズか確認該当シリーズでは給水サーミスタ、それ以外の対象機種では残湯量サーミスタ2の異常として案内されています。
4
分解・交換はしないサーミスタは本体内部の部品です。自分で配線を外したりセンサ交換をしたりしないでください。
5
復帰しない・再発時は点検正常復帰しない、またはH32が再発する場合は点検・修理を依頼します。
注意

今回の長府公式エコキュート案内では、H32についてお客様が行うリモコンや漏電ブレーカーのリセット操作は記載されていません。 「正常温度検出(交換)」により復帰するとされています。 サーミスタ・配線・制御基板の分解や測定は専門業者へ依頼してください。

症状で判断

H32が表示されたときの対応目安

状態・症状対応の目安
一時的にH32が出た後、正常復帰したその後H32が再発しないか様子を確認します。
H32が消えず表示されたまま対象サーミスタ・配線・コネクタ・制御基板の点検を依頼します。
残湯量表示が不自然・不安定残湯量サーミスタ2系統が対象になる機種では、温度検出系統の点検を依頼します。
給湯・沸き上げ時の温度検出に異常が疑われるEHP-300・370シリーズでは給水サーミスタ系統を確認します。
H31・H33など他のサーミスタ系エラーも出る複数センサの配線や制御基板を含めて総合的に確認します。
判断の流れ

H32が出たときの対応フロー

1H32確認温度センサ系
2型式確認機種差あり
3対象判定給水/残湯量2
4復帰確認正常温度検出
5専門点検センサ・配線・基板
費用目安

H32の点検・修理費用の目安

長府製作所の公式エラーコード案内にはH32の修理料金は記載されていません。 以下は、給水サーミスタまたは残湯量サーミスタ2、配線・コネクタ、制御基板などを点検・修理する場合の一般的な費用目安です。

内容費用目安補足
表示・型式・状態確認0円本体を分解せず、表示コードと型式を確認する範囲です。
訪問点検・診断5,000〜15,000円程度出張料・点検料は依頼先や地域で異なります。
配線・コネクタ修理10,000〜30,000円程度断線・短絡・接触不良・端子修理などの一般的な目安です。
給水サーミスタ交換15,000〜40,000円程度EHP-300・370シリーズで給水サーミスタ本体が原因の場合の一般的な目安です。
残湯量サーミスタ2交換15,000〜40,000円程度残湯量サーミスタ2本体が原因の場合の一般的な目安です。
温度入力・制御基板関連30,000〜80,000円程度センサ信号を受ける制御基板側の入力回路に異常がある場合の一般的な目安です。
修理費用について 掲載金額は一般的な目安であり、長府製作所の一律料金ではありません。 H32だけで給水サーミスタまたは残湯量サーミスタ2本体の故障と断定することはできません。 型式を確認し、配線・コネクタ、取付状態、制御基板側の入力回路なども確認したうえで故障箇所を判断します。 正式な費用は、型式・使用年数・故障箇所・部品供給状況などによって異なります。
修理か交換か

H32は対象サーミスタ・配線・制御基板の状態を確認して判断します

8年未満

サーミスタや配線など原因が限定されている場合は、まず修理を優先しやすい時期です。

10〜15年

他の温度センサや制御基板にも劣化がある場合は、修理費用と本体交換費用を比較します。

15年以上

制御基板など高額修理や複数のサーミスタ系エラーが重なっている場合は、本体交換を含めて検討します。

FAQ

長府 エコキュート H32でよくある質問

H32はどのようなエラーですか?

長府エコキュートでは機種によって内容が異なり、EHP-300・370シリーズでは給水サーミスタ、それ以外の対象機種では残湯量サーミスタ2の断線またはショートです。

H32の復帰方法は?

今回の長府公式エコキュート案内では、どちらのH32も「正常温度検出(交換)」により復帰するとされています。

H32は自分でリセットできますか?

今回確認したエコキュート向けの公式案内には、お客様が行うリモコンや漏電ブレーカーのリセット操作は記載されていません。

H32はサーミスタ交換で直りますか?

サーミスタ本体が原因なら交換が必要になる可能性がありますが、配線・コネクタ・制御基板側の異常でもH32につながるため、点検して故障箇所を特定します。

残湯量サーミスタ2はどこにありますか?

機種によって位置は異なります。長府の一部仕様書では、370L機種で100L位置、460L機種で150L位置に残湯量サーミスタ2を配置する例が確認できます。

H32が再発する場合はどうすればよいですか?

型式を確認したうえで、給水サーミスタまたは残湯量サーミスタ2、配線・コネクタ、制御基板の入力回路などの点検・修理を依頼してください。

まとめ

H32は機種によって「給水サーミスタ」または「残湯量サーミスタ2」の断線・ショートです

長府エコキュートのH32は、EHP-300・370シリーズでは給水サーミスタ、 それ以外の対象機種では残湯量サーミスタ2の断線またはショートを検出した際に表示されます。 どちらも今回の公式案内では「正常温度検出(交換)」により復帰します。 復帰しない場合や再発する場合は、対象サーミスタ、配線・コネクタ、取付状態、 制御基板の温度入力回路などを含めて点検・修理を依頼してください。

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