パナソニック エコキュート F20エラーコード|原因・対処法・修理費用【自分でできる確認方法】

エコキュートのエラーコードの原因・対処法・修理の目安を解説
パナソニックのエコキュートで「F20」が表示された方向けに、吐出管温度異常の原因・確認方法・修理や交換の目安をまとめています。
Panasonic エラーコード F20

パナソニック エコキュートのF20は「吐出管温度異常」のエラーです

パナソニックのエコキュートでエラーコードF20が表示された場合、技術資料では「吐出管温度異常」とされています。 内容は、吐出管サーミスターの温度が異常に高い状態です。 処置方法として、ヒートポンプ配管系路の点検・修正、吐出管サーミスターの抵抗値点検・交換、膨張弁コイルの点検・交換、冷媒配管詰まりの確認が記載されています。 ヒートポンプユニットや冷媒回路に関係するため、ご自身でできる確認はリモコン表示、配管の折れや詰まり、水側バルブの状態確認までにとどめ、内部点検は専門業者へ依頼しましょう。

まず確認すること

  • リモコンに表示されているエラーコードがF20か確認する
  • ヒートポンプ配管に折れ、つぶれ、詰まりがないか見える範囲で確認する
  • 水側バルブが閉まっていないか確認する
  • ヒートポンプユニットまわりに物が置かれていないか確認する
  • 再発する場合は、吐出管サーミスターや膨張弁コイルの点検を依頼する

無理に触らない方がいいケース

F20は吐出管サーミスターの温度異常や、ヒートポンプ配管系路、膨張弁コイル、冷媒配管詰まりに関係するエラーです。 ヒートポンプユニット内部の部品や冷媒配管には触れないでください。 抵抗値点検や部品交換は専門作業です。

技術資料ベース

F20の内容・原因・処置方法

技術資料では、F20は「吐出管温度異常」とされ、吐出管サーミスターの温度が異常に高い状態に関係するエラーとして記載されています。

表示 F20
内容 吐出管温度異常
原因 吐出管サーミスターの温度が異常に高い
処置方法 ・ヒートポンプ配管系路の点検、修正
・吐出管サーミスターの抵抗値点検、交換
・膨張弁コイルの点検(2相間抵抗値)、交換
・冷媒配管詰まり(ヒートポンプユニット対応)
現場目線

F20で多い原因ランキング

F20は吐出管温度が異常に高い状態に関係します。 まずヒートポンプ配管系路の不具合を確認し、次に吐出管サーミスター、膨張弁コイル、冷媒配管詰まりの順に点検します。

1

ヒートポンプ配管系路の不具合

★★★★★

配管の折れ、つぶれ、詰まり、水側バルブの閉まりなどで循環が悪くなると温度異常につながることがあります。

2

吐出管サーミスター異常

★★★★☆

吐出管サーミスターの検知不良により、温度が異常に高い状態として判断されることがあります。

3

膨張弁コイル異常

★★★☆☆

膨張弁コイルの不具合があると、ヒートポンプ側の制御に影響し、吐出管温度異常につながることがあります。

4

冷媒配管詰まり

★★☆☆☆

ヒートポンプユニット側の冷媒配管詰まりがある場合、専門業者による点検対応が必要です。

5

経年劣化による複合不具合

★☆☆☆☆

長年使用している機器では、センサーやヒートポンプユニット側の部品劣化が重なって発生することがあります。

自分でできる範囲

F20が出たときの確認方法

F20はヒートポンプユニット側の温度異常に関係するため、ご自身でできる確認は外から見える配管状態、水側バルブ、周辺環境の確認までです。

1
エラー表示を確認 リモコンにF20と表示されているか確認します。別のエラーが同時に出ている場合は原因が変わることがあります。
2
ヒートポンプ配管を確認 外から見える範囲で、配管の折れ、つぶれ、詰まりがないか確認します。
3
水側バルブを確認 ヒートポンプ配管系路の水側バルブが閉まっていないか確認します。
4
周辺環境を確認 ヒートポンプユニットのまわりに物が置かれていないか、吸込口や吹出口がふさがれていないか確認します。
5
再発の有無を確認 確認後もF20が再発する場合は、吐出管サーミスターや膨張弁コイルの点検が必要です。
注意

吐出管サーミスターの抵抗値点検、膨張弁コイルの2相間抵抗値点検、冷媒配管詰まりの確認は専門作業です。 ヒートポンプユニット内部を開けたり、冷媒配管や電装部に触れたりしないでください。

症状で判断

F20が出るときに起こりやすい症状

症状 考えられる原因
リモコンにF20が表示される 吐出管サーミスターの温度が異常に高い状態を検知している可能性があります。
お湯の沸き上げが止まる ヒートポンプ配管系路やヒートポンプユニット側の異常により、運転が停止している可能性があります。
ヒートポンプ配管が折れている・つぶれている 配管系路の不具合により、吐出管温度異常につながることがあります。
確認してもすぐ再発する 吐出管サーミスターや膨張弁コイル、冷媒配管詰まりの点検が必要です。
10年以上使用している センサーやヒートポンプユニット側の部品劣化が起こりやすい時期です。
判断の流れ

F20が出たときの対応フロー

1 表示確認 F20か確認
2 配管確認 折れ・詰まり確認
3 バルブ確認 水側バルブ確認
4 専門点検 センサー・冷媒系確認
費用目安

F20の修理費用の目安

実際の費用は、ヒートポンプ配管系路の修正で済むか、吐出管サーミスターや膨張弁コイル、ヒートポンプユニット側の修理が必要かで変わります。

内容 費用目安 補足
外観確認・配管確認 0円〜 見える範囲で配管の折れ、詰まり、水側バルブを確認します。
訪問点検 5,000〜15,000円程度 ヒートポンプ配管系路やエラー履歴を確認します。
ヒートポンプ配管系路の修正 10,000〜30,000円程度 配管の折れ、詰まり、水側バルブなどの確認・修正です。
吐出管サーミスター交換 15,000〜45,000円程度 抵抗値点検後、必要に応じて交換します。
膨張弁コイル点検・交換 20,000〜60,000円程度 2相間抵抗値の点検後、必要に応じて交換します。
ヒートポンプユニット側の修理 30,000〜100,000円以上 冷媒配管詰まりなど、ヒートポンプユニット対応が必要な場合です。
本体交換 機種・工事内容による 古い機種で高額修理になる場合は、交換を検討することがあります。
修理か交換か

使用年数によって判断は変わります

8年未満

配管系路の修正やセンサー交換で済む可能性があるため、まず修理を優先して検討しやすい時期です。

10〜15年

ヒートポンプユニット側の修理費用が高くなる場合は、本体交換費用との比較が必要です。

15年以上

吐出管サーミスターや膨張弁コイル以外にも劣化が出ている場合は、本体交換を検討する時期です。

FAQ

パナソニック エコキュート F20でよくある質問

F20の吐出管温度異常とは何ですか?

吐出管サーミスターの温度が異常に高い状態に関係するエラーです。ヒートポンプ配管系路や吐出管サーミスター、膨張弁コイル、冷媒配管詰まりの点検が必要になることがあります。

F20は自分で直せますか?

外から見える配管の折れ、詰まり、水側バルブの確認はできますが、吐出管サーミスターや膨張弁コイルの点検・交換は専門作業です。

水側バルブが閉まっているとF20が出ますか?

技術資料ではヒートポンプ配管系路の点検・修正として、配管の折れ、詰まり、水側バルブを「開」か等の確認が記載されています。

F20が何度も再発する場合はどうすればいいですか?

吐出管サーミスターの抵抗値点検、膨張弁コイルの2相間抵抗値点検、冷媒配管詰まりの確認が必要になるため、専門業者へ点検を依頼しましょう。

古い機種なら交換した方がいいですか?

10年以上使用していてヒートポンプユニット側の修理費用が高くなる場合は、修理と本体交換の両方で見積もりを比較するのがおすすめです。

まとめ

F20はヒートポンプ配管系路と温度検知部品の確認が重要です

パナソニック エコキュートのF20は、吐出管温度異常のエラーです。 技術資料では、吐出管サーミスターの温度が異常に高い状態とされ、処置方法としてヒートポンプ配管系路の点検・修正、吐出管サーミスターの抵抗値点検・交換、膨張弁コイルの点検・交換、冷媒配管詰まりの確認が記載されています。 配管の折れや水側バルブの確認後も再発する場合は、無理に内部を触らず専門業者へ点検を依頼しましょう。

内部リンク エコキュートのエラーコード一覧はこちら

パナソニック・三菱・日立・ダイキン・コロナなど、メーカー別のエラーコード一覧を確認できます。

F20が直らない・吐出管温度異常が再発する場合はご相談ください

宮崎県・熊本県でエコキュートの交換をご検討中の方は、現在の症状・使用年数・表示されているエラーコードをお知らせください。 修理か交換か迷っている段階でもご相談いただけます。