パナソニック エコキュート F22エラーコード|原因・対処法・修理費用【自分でできる確認方法】

エコキュートのエラーコードの原因・対処法・修理の目安を解説
パナソニックのエコキュートで「F22」が表示された方向けに、トランジスタモジュール温度異常・放熱フィン温度異常の原因・確認方法・修理や交換の目安をまとめています。
Panasonic エラーコード F22

パナソニック エコキュートのF22は「トランジスタモジュール温度異常」または「放熱フィン温度異常」のエラーです

パナソニックのエコキュートでエラーコードF22が表示された場合、技術資料ではシリーズにより内容が分かれています。 HE-UK、UAシリーズでは「トランジスタモジュール温度異常」、HE-URシリーズでは「放熱フィン温度異常」です。 どちらもヒートポンプユニット内部の温度上昇に関係するエラーで、据付寸法の点検・修正、プリント基板やサーミスター、ファンモーターの点検・交換などが必要になることがあります。

まず確認すること

  • リモコンに表示されているエラーコードがF22か確認する
  • ヒートポンプユニットの前後左右に物が置かれていないか確認する
  • 吹出口や吸込口がふさがれていないか確認する
  • 落ち葉・ほこり・雪・カバーなどで通風が悪くなっていないか確認する
  • 再発する場合は、サーミスター・基板・ファンモーターの点検を依頼する

無理に触らない方がいいケース

F22はヒートポンプユニット内部の温度上昇や、内部部品の異常に関係するエラーです。 外まわりの通風確認はできますが、プリント基板、サーミスター、ファンモーターの点検・交換は専門作業です。 カバーを開けて内部部品や配線に触れないようにしてください。

技術資料ベース

F22の内容・原因・処置方法

技術資料では、F22はシリーズにより「トランジスタモジュール温度異常」または「放熱フィン温度異常」と記載されています。

表示 F22
内容 トランジスタモジュール温度異常(HE-UK、UAシリーズ)
放熱フィン温度異常(HE-URシリーズ)
原因 トランジスタモジュールサーミスターの温度が異常に高い
放熱フィンの温度が異常に高い
処置方法 【HE-UK、UAシリーズ】
・据付け寸法の点検、修正
・プリント基板の点検、交換

【HE-URシリーズ】
・放熱フィンの汚れ除去
・フィンサーミスターの抵抗値点検、交換
・ファンモーターの点検、交換
現場目線

F22で多い原因ランキング

F22はヒートポンプユニット内部の温度上昇に関係します。 まず通風不良や放熱フィンの汚れを確認し、改善しない場合はサーミスター、ファンモーター、基板側を点検します。

1

据付寸法・通風不良

★★★★★

ヒートポンプユニットの周囲が狭い、物でふさがれているなどで放熱しにくくなると温度異常につながります。

2

放熱フィンの汚れ

★★★★☆

落ち葉、ほこり、砂ぼこりなどで放熱フィンが汚れると、熱が逃げにくくなりF22が出ることがあります。

3

フィンサーミスター異常

★★★☆☆

HE-URシリーズでは、フィンサーミスターの抵抗値点検や交換が必要になることがあります。

4

ファンモーター異常

★★☆☆☆

ファンが正常に回らないと放熱できず、放熱フィン温度が異常に高くなる場合があります。

5

プリント基板異常

★☆☆☆☆

HE-UK、UAシリーズでは、プリント基板の点検・交換が必要になることがあります。

自分でできる範囲

F22が出たときの確認方法

F22は内部部品の点検が必要になることがありますが、外から見える通風状態や汚れ、設置まわりの確認はご自身でも可能です。

1
エラー表示を確認 リモコンにF22と表示されているか確認します。別のエラーが同時に出ている場合は、原因が変わることがあります。
2
ヒートポンプ周囲を確認 ヒートポンプユニットの前後左右に荷物や植木鉢、カバーなどが置かれていないか確認します。
3
吸込口・吹出口を確認 吸込口や吹出口がふさがれていると放熱が悪くなります。安全な範囲で周囲の障害物を取り除きます。
4
汚れや落ち葉を確認 外から見える範囲で、放熱フィンまわりに落ち葉やほこりが付着していないか確認します。無理に奥まで触らないでください。
5
再発するか確認 通風を改善してもF22が再発する場合は、サーミスター、ファンモーター、プリント基板などの点検が必要です。
注意

F22はヒートポンプユニット内部の高温異常に関係します。 プリント基板、サーミスター、ファンモーターの点検・交換は専門作業です。 ご自身でカバーを開けたり、内部部品に触れたりしないでください。

症状で判断

F22が出るときに起こりやすい症状

症状 考えられる原因
リモコンにF22が表示される ヒートポンプユニット内部の温度が異常に高くなっている可能性があります。
ヒートポンプの周囲が狭い 据付寸法や通風不足により、放熱しにくい状態になっている可能性があります。
吹出口や吸込口がふさがれている 空気の流れが悪くなり、放熱フィンや内部部品の温度上昇につながることがあります。
放熱フィンが汚れている 放熱フィンの汚れにより、熱が逃げにくくなっている可能性があります。
通風を改善しても再発する フィンサーミスター、ファンモーター、プリント基板などの点検が必要になることがあります。
判断の流れ

F22が出たときの対応フロー

1 表示確認 F22か確認
2 通風確認 周囲・吹出口確認
3 汚れ確認 放熱フィン周辺
4 専門点検 部品点検・交換
費用目安

F22の修理費用の目安

実際の費用は、通風不良や汚れの改善で済むか、サーミスター・ファンモーター・プリント基板の交換が必要かで変わります。

内容 費用目安 補足
外観確認・通風確認 0円〜 周囲の障害物、吸込口・吹出口、外から見える汚れの確認です。
訪問点検 5,000〜15,000円程度 ヒートポンプユニットの設置状況や内部部品の状態を確認します。
放熱フィン清掃・汚れ除去 10,000〜25,000円程度 HE-URシリーズでは放熱フィンの汚れ除去が処置方法に含まれます。
フィンサーミスター交換 15,000〜40,000円程度 抵抗値点検の結果、異常がある場合に交換します。
ファンモーター交換 25,000〜70,000円程度 ファンモーターの点検で異常がある場合に交換します。
プリント基板交換 30,000〜80,000円程度 HE-UK、UAシリーズではプリント基板の点検・交換が処置方法に含まれます。
本体交換 機種・工事内容による 古い機種で複数部品の劣化がある場合は、交換を検討することがあります。
修理か交換か

使用年数によって判断は変わります

8年未満

通風不良や汚れが原因であれば改善で直る可能性があります。部品異常でも、まず修理を優先しやすい時期です。

10〜15年

サーミスター、ファンモーター、基板交換が必要な場合は、修理費用と本体交換費用を比較しましょう。

15年以上

F22が再発する、複数部品の劣化がある、ヒートポンプ側の不具合が続く場合は、本体交換も検討する時期です。

FAQ

パナソニック エコキュート F22でよくある質問

F22はどんなエラーですか?

シリーズにより、トランジスタモジュール温度異常または放熱フィン温度異常を示すエラーです。ヒートポンプユニット内部の温度上昇に関係します。

F22は自分で直せますか?

ヒートポンプユニット周囲の障害物や吹出口・吸込口の確認はできますが、基板、サーミスター、ファンモーターの点検・交換は専門作業です。

放熱フィンの汚れだけでF22が出ることはありますか?

HE-URシリーズでは、処置方法に放熱フィンの汚れ除去が記載されています。汚れで放熱しにくい状態になると、温度異常につながることがあります。

ヒートポンプの周りに物を置いているとF22になりますか?

据付寸法や通風が悪い状態は、温度上昇の原因になることがあります。周囲の障害物を取り除いても再発する場合は点検が必要です。

古いエコキュートでF22が出たら交換ですか?

すぐに交換とは限りませんが、10年以上使用していて部品交換が高額になる場合や、複数の不具合がある場合は本体交換も比較して判断しましょう。

まとめ

F22は通風状態とヒートポンプ内部部品の点検が重要です

パナソニック エコキュートのF22は、シリーズによりトランジスタモジュール温度異常または放熱フィン温度異常を示します。 技術資料では、据付け寸法の点検・修正、プリント基板の点検・交換、放熱フィンの汚れ除去、フィンサーミスターやファンモーターの点検・交換が記載されています。 まずはヒートポンプユニット周囲の通風状態を確認し、再発する場合は専門業者へ点検を依頼しましょう。

内部リンク エコキュートのエラーコード一覧はこちら

パナソニック・三菱・日立・ダイキン・コロナなど、メーカー別のエラーコード一覧を確認できます。

F22が直らない・放熱フィン温度異常が再発する場合はご相談ください

宮崎県・熊本県でエコキュートの交換をご検討中の方は、現在の症状・使用年数・表示されているエラーコードをお知らせください。 修理か交換か迷っている段階でもご相談いただけます。