パナソニック エコキュート H87エラーコード|原因・対処法・修理費用【自分でできる確認方法】

エコキュートのエラーコードの原因・対処法・修理の目安を解説
パナソニックのエコキュートで「H87」が表示された方向けに、給湯混合弁温度異常の原因・確認方法・修理や交換の目安をまとめています。
Panasonic エラーコード H87

パナソニック エコキュートのH87は「給湯混合弁温度異常」のエラーです

パナソニックのエコキュートでエラーコードH87が表示された場合、技術資料では「給湯混合弁温度異常」とされています。 KB・FB・WB・KCシリーズ以降、KAシリーズで判定条件や処置内容が異なりますが、共通して給湯混合弁、給湯サーミスター、給湯サブサーミスター、給水状態、凍結、ソーラー接続などが関係します。 給湯温度の異常や混合弁の動作に関係するため、ご自身でできる確認は断水・給水元栓・凍結・再発状況の確認までにとどめ、内部点検は専門業者へ依頼しましょう。

まず確認すること

  • リモコンに表示されているエラーコードがH87か確認する
  • 断水や水道工事のあとに表示されたか確認する
  • 給水元栓が閉まっていないか確認する
  • 寒い時期は給水配管の凍結がないか確認する
  • お湯の温度が高すぎる・低すぎる・安定しない症状がないか確認する

無理に触らない方がいいケース

H87は給湯混合弁、逆止弁、給湯サーミスター、給湯サブサーミスター、ソーラー接続など複数箇所が関係するエラーです。 混合弁やサーミスター、内部配管・基板まわりの点検は専門作業になるため、カバーを開けたり内部部品を触ったりしないでください。 再発する場合は専門業者へ点検を依頼するのが安全です。

技術資料ベース

H87の内容・原因・処置方法

H87は「給湯混合弁温度異常」です。シリーズにより判定条件と処置方法が分かれます。

区分 内容 主な判定内容 処置方法
KB・FB・WB・KCシリーズ以降 給湯混合弁温度異常 ・単独給湯時、混合弁が湯側全開位置で給湯サーミスターが残湯サーミスター0温度より20℃以上低い状態が30秒以上続いた
・水側全開位置で給湯温度が60℃以上の状態が30秒以上続いた
・水設定以外で給湯温度が設定温度+10℃以上の状態が30秒以上続いた
・給湯サーミスター温度が給湯サブサーミスター温度より8℃以上高い状態が10秒続いた
・給湯サブサーミスター温度が給湯サーミスター温度より8℃以上高い状態が10秒続いた
・給水配管の凍結確認、凍結防止
・断水の確認、断水復帰後再操作
・給水元栓を「開」にする
・湯側逆止弁確認、給湯混合弁交換
・水側逆止弁確認、給湯混合弁交換
・給湯サーミスター、給湯サブサーミスター(給湯混合弁ブロック)交換
・ソーラーシステムとの接続確認、補修
KAシリーズ 給湯混合弁温度異常 ・単独給湯時、混合弁が湯側全開位置で給湯サーミスターが残湯サーミスター0温度より13℃以上低い状態が30秒以上続いた
・水側全開位置で給湯温度が60℃以上の状態が30秒以上続いた
・水設定以外で給湯温度が設定温度+10℃以上の状態が30秒以上続いた
・給湯サーミスター交換
・混合弁の逆止弁の固着確認と給湯混合弁の点検、交換
・ソーラーシステムとの接続確認、補修
現場目線

H87で多い原因ランキング

H87は給湯温度の異常に関係します。給水状態、凍結、混合弁、逆止弁、サーミスター、ソーラー接続を順番に確認します。

1

給水不足・断水

★★★★★

断水や給水元栓の閉止があると、給湯混合弁の温度制御が正常にできずH87につながることがあります。

2

給水配管の凍結

★★★★☆

寒い時期は給水配管の凍結により水の流れが悪くなり、温度異常が出ることがあります。

3

給湯混合弁の不良

★★★☆☆

混合弁が湯側・水側で正しく動かない場合、給湯温度が高すぎる・低すぎる状態になります。

4

逆止弁の固着

★★☆☆☆

湯側・水側の逆止弁が固着すると、混合状態が乱れて温度異常につながる場合があります。

5

サーミスター異常

★☆☆☆☆

給湯サーミスターや給湯サブサーミスターの検知異常により、実際の温度と検知温度にズレが出ることがあります。

自分でできる範囲

H87が出たときの確認方法

H87は給湯温度制御に関係するため、ご自身でできる確認は断水・給水元栓・凍結・給湯温度の状態・再発の有無までです。

1
エラー表示を確認 リモコンにH87と表示されているか確認します。別のエラーが同時に出ている場合は原因が変わることがあります。
2
断水の有無を確認 地域の断水、水道工事、復旧直後ではないか確認します。
3
給水元栓を確認 給水元栓が閉まっていないか、見える範囲で確認します。
4
凍結を確認 寒い時期は給水配管が凍結していないか、周囲の気温や配管状態を確認します。
5
給湯温度を確認 お湯が急に熱くなる、ぬるくなる、設定温度と大きく違うなどの症状がないか確認します。
注意

給湯混合弁、逆止弁、サーミスター、ソーラー接続の点検は専門作業です。 ご自身でカバーを開けたり、内部配管や部品を触ったりしないでください。 やけど・水漏れ・故障拡大の原因になることがあります。

症状で判断

H87が出るときに起こりやすい症状

症状 考えられる原因
リモコンにH87が表示される 給湯混合弁や温度検知に異常がある可能性があります。
お湯が急に熱くなる 水側の流れ不足、逆止弁の固着、混合弁の異常が考えられます。
お湯がぬるい 湯側の流れ不足、凍結、混合弁の異常、サーミスター異常が考えられます。
寒い朝に発生する 給水配管の凍結や給水不足が関係している可能性があります。
ソーラー接続がある ソーラーシステムとの接続状態が給湯温度制御に影響している可能性があります。
判断の流れ

H87が出たときの対応フロー

1 表示を確認 H87か確認する
2 給水確認 断水・元栓確認
3 凍結確認 配管状態を見る
4 再発なら点検 混合弁・センサー確認
費用目安

H87の修理費用の目安

実際の費用は機種・シリーズ・設置状況・部品供給状況によって変わります。以下は相談時の目安としてご確認ください。

内容 費用目安 補足
断水復帰・元栓確認 0円〜 断水復帰や給水元栓の確認で改善する場合があります。
凍結確認・凍結防止 0〜20,000円程度 凍結が原因の場合、解氷や凍結防止対策が必要になることがあります。
訪問点検 5,000〜15,000円程度 給湯混合弁、逆止弁、サーミスター、ソーラー接続を確認します。
給湯サーミスター交換 20,000〜50,000円程度 温度検知異常がある場合、交換が必要になることがあります。
給湯混合弁交換 35,000〜90,000円程度 混合弁や逆止弁の不具合がある場合、交換が必要になることがあります。
ソーラー接続確認・補修 20,000〜80,000円程度 ソーラーシステム接続が関係する場合、配管や接続状態の確認が必要です。
修理か交換か

使用年数によって判断は変わります

8年未満

断水・元栓・凍結など外部要因であれば、まず給水状態の確認と修理を優先して検討しやすい時期です。

10〜15年

混合弁やサーミスター交換だけで済むか、他部品も劣化しているかを確認し、修理費用と交換費用を比較しましょう。

15年以上

混合弁や複数部品の高額修理になる場合は、修理後の故障リスクも考えて本体交換も含めて検討する時期です。

FAQ

パナソニック エコキュート H87でよくある質問

H87の給湯混合弁温度異常とは何ですか?

給湯混合弁の動きや給湯温度の検知に異常がある状態です。給水不足、凍結、混合弁、逆止弁、サーミスター異常などが考えられます。

H87は自分で直せますか?

断水確認、給水元栓の確認、凍結の確認まではできます。再発する場合は給湯混合弁やサーミスターの点検が必要です。

寒い日にH87が出ることはありますか?

はい。給水配管の凍結により水の流れが悪くなると、給湯温度異常としてH87が表示されることがあります。

給湯混合弁交換が必要になることはありますか?

混合弁や逆止弁の不具合がある場合、給湯混合弁の点検・交換が必要になることがあります。

10年以上使っている場合は交換した方がいいですか?

混合弁やサーミスターなど複数部品の修理になる場合は費用が高くなるため、本体交換も比較して判断するのがおすすめです。

まとめ

H87は給水状態・凍結・給湯混合弁の確認が重要です

パナソニック エコキュートのH87は、給湯混合弁温度異常のエラーです。 シリーズにより判定条件は異なりますが、給水不足、凍結、給湯混合弁、逆止弁、給湯サーミスター、給湯サブサーミスター、ソーラー接続などが関係します。 まず断水・給水元栓・凍結を確認し、再発する場合は専門業者へ点検を依頼しましょう。

内部リンク エコキュートのエラーコード一覧はこちら

パナソニック・三菱・日立・ダイキン・コロナなど、メーカー別のエラーコード一覧を確認できます。

H87が直らない・給湯混合弁温度異常が再発する場合はご相談ください

宮崎県・熊本県でエコキュートの交換をご検討中の方は、現在の症状・使用年数・表示されているエラーコードをお知らせください。 修理か交換か迷っている段階でもご相談いただけます。